悪徳業者にひっかかった

不動産投資の失敗例を紹介します。このページのテーマは「悪徳業者」です。

悪徳業者にひっかかる|不動産投資の失敗例

不動産投資には失敗のリスクがあります。そのひとつが「悪徳業者に騙されてしまうこと」。その手口は大胆ですが、巧妙とも言えません。ゆえに慎重な経験者はひっかかりにくく、「デメリットを承知のうえでメリットを取る」という付き合い方も可能です。

でも、もしあなたが不動産投資の初心者という場合は、悪徳業者に近寄らないようにしなくてはなりません。

悪徳業者その手口の特徴

  • メリットだけを声高に語る
  • 飛び込み営業が多く、セールストークが非常に強引
  • 都合の悪い部分については語ろうとしない

「利回り30%が見込める物件ですよ!」と甘い話を持ち掛ける業者、「審査にすぐ通りますよ」と高金利な金融機関を紹介する業者、そして内容に虚偽のある保証制度を提示する業者など、内容はさまざま…。

中には即日契約を強要した挙句、クーリングオフに応じない詐欺業者までいるので、要注意です。以下にその具体例を見ていきましょう。

しつこい営業に湧き上がる不安

将来に向け、何らかの投資を考えていたというCさん。そんな時、会社にかかってきた不動産投資の営業電話に興味を持ち、セミナーへと足を運びました。当日は営業トークの嵐。「節税対策になりますよ」、「この物件なら、収支がマイナスになることはありません」などと畳みかけられ、ついに投資用ワンルームの購入に至ったそうです。

幸い、その部屋は何とか経営できているものの、業者はさらに「また良い物件が出ましたよ」と営業攻勢の手を緩めません。抗うのに疲れてしまったCさんは、うっかり「じゃあそちらも、話を進めて」と言ってしまったそうです。しかしよくよく調べてみると、その物件には問題が多いことが発覚しました。

粘り強い交渉の結果、何とか購入は免れましたが、購入済み物件の今後の経営に、大きな不安が生まれてしまったというCさん。気づけばかつての担当者は退職している様子で「もし会社そのものが潰れてしまったら、今後の管理は…?そもそも、契約内容もこちらにとって不利が多いのでは」など、次々と湧き上がる疑念が大きなストレスとなっているようです。

きっかけは1本の電話

都内の上場企業に勤めるYさんは、20代の独身男性。仕事は順風満帆ですが、将来の年金事情や貯蓄に関してばくぜんと危機感を持って過ごしていました。そんなYさんの職場には、日頃から不動産投資会社の営業電話が鳴りやみません。
いつもは上司に電話を繋ぐ役目だったのですが、ある日自分の名前を名乗ってしまったそうです。すると、翌日からYさん宛に勧誘電話がかかってくるようになってしまいました。最初は勧誘を断っていたのですが、「不労所得で優雅な生活」「将来の年金をあてにしていいのか?」といった、核心をついたような言葉に興味を持つように。あまりにもしつこいのと、元々、不動産投資には興味があったので、1度営業担当の方と会うことにしました。「話だけ聞いてみよう」と軽い気持ちで、新宿のファミレスで会う約束をしたそうです。

現れたのは電話してきた本人と上司の2人

ファミレスの入り口で待ち合わせをしていると、営業電話をかけてきた相手と上司がやってきました。世間話をしながら食事をとり、最初は和やかな雰囲気だったそうです。徐々に世間話から、本題であるワンルームマンション投資の内容へシフトチェンジ。「毎月少額の負担で横浜エリアにマンションが持てる」といった内容だったそうです。紹介してくれたマンション付近の情報を交えながら話してくれたので、不動産投資初心者のYさんでも理解できました。「年金対策にもなるし、立地が良いので長い目で見て物件の価値が下がらない」と自信満々に話してくれたそうです。

また、「もし契約してくれたら一生面倒見ます」「いつでも連絡ください」といった心をゆさぶるような営業トークを2時間ほど受けました。話を聞いているうちに、Yさんの心境に変化があり、当初購入する予定は全くなかったのですが若干悩んでしまったそうです。ただ、いくら悩んだところで不動産投資には多額の初期費用が必要になってくるので、あえなく断念しました。

すると、不動産投資会社の方が「高い買い物なのですぐに答えを出さなくていい、次週まで考えておいて」と一言アドバイス。翌週も同じファミレスで会う約束をしました。Yさんは後に、「今になって思うのは、初回でガツガツ営業してこないあたりも相手の戦略だったかもしれない」と語りました。

断ることにしたところ…

不動産投資に興味が湧いてきたものの、自己資金がなくあえなく投資を断念したYさん。ネットで色々調べていると、最低でも、数百万円程度の資金が必要になることを知りました。貯金が全くなかったYさんは、不動産投資会社の方に断りの電話を連絡をすることに。すると、「今あるチャンスを逃がすのはもったいない、とにかく会って話を聞かせてくれ」の一点張り。あまりの気迫に圧倒されたYさんは、電話で断ることができずに結局担当の方と会うことにしたそうです。

営業担当の態度が豹変

2回目のアポの際、素直に「自己資金が足りない」ことを伝えて断ったYさん。すると、営業の方が、「今回だけは特別に初期費用を全額負担するので考え直したほうがいい」と提案してきたそうです。少額の値引きならまだしも、いきなり全額値引きするという提案に不信感を感じたYさんは再度、断りました。

すると、突然相手の態度が変わったそうです。「せっかく全額値引きしてあげているのに、好意を踏みにじるのか」と激高。あまりの豹変に怖気づいてしまったYさんですが、しっかり断りの言葉を伝えても、「こうしたほうがいい」「これなら大丈夫」と返される始末。お互いにゆずらない状況が数時間にわたって続きました。

夜中の2時を回り、体力も気力も限界を迎えたYさんは、しぶしぶ契約することにしたそうです。結局、「購入申込書」にサインをしてしまいました。

申込後から契約まで

申し込みをした翌週に契約の日程の打ち合わせのため、次に会う約束をしたYさん。約束の日が近づくにつれて不安は大きくなるばかりだったそうです。

ただ、時間が経ち冷静になって考えたYさんは、しっかり断るため、再度電話で営業の方に連絡。しかし、前回同様に「とにかく会って話を聞かせてくれ」の一点張りでした。このままでは堂々めぐりになると思ったYさんは、今度こそ断ると決心し、いつものファミレスにて営業の方と話すことにしたそう。開口一番で、断っても「何がダメなのか?」「理由を教えてくれ」としつこく迫られたYさん。明確に断る理由を示しても、理由を掘り下げる質問が続き、気づけば前回の申し込み時のような雰囲気になっていました。

結局Yさんは、疲れ果て「契約書」にサインをしてしまったのです。クーリングオフやサポートなども気になったそうですが、何を言われるのか怖かったため聞けずじまい。後ろ髪を引かれる思いで帰宅しました。

物件所有後の態度

物件を契約した途端、それまでしつこかった営業からの連絡は一切なくなりました。不安になったYさんが、不動産投資会社に電話したところ、担当の営業の方は退職してしまったとの答えが…。不動産投資会社の初心者であるYさんは管理会社にすべて任せていたため、大きな不安が伸し掛かってきました。幸い、Yさんが投資しているワンルームマンションは今まで空室にはならず、収益化できているそう。

しかし、今後空室が続いたり、リフォームの時期になったりした場合、相談できる相手がほとんどいません。いざとなったときにしっかり相談できる不動産投資会社と信頼関係を築いていないと、後々大きなリスクを抱えてしまう可能性があります。

「いつでも連絡ください」「一生面倒見ます」といった信頼できそうな言葉と、隙あらば畳みかける押し売り営業トークにやられてしまったYさん。後々、調べたところによると、投資用マンション業界の離職率はかなり高いそうです。
つまり一生の付き合いはおろか、数年先も頼れるのかわかりません

Yさんのように、断りずらい方の性格につけこんで押し売りをしてくる業者は今だ存在します。Yさんは幸いにも不動産投資として収益性が高い物件を購入しました。ただし、なかには売れる見込みのない物件を売ろうとする悪徳業者もいます。そのため、不動産投資会社選びはしっかり断る勇気を持ちながら慎重に選ばないといけません。

このような失敗を避けるには

上記の失敗談は、まだ経営が継続できている分、マシと言えるかもしれません。もっとひどい場合には、虚偽の広告や高い金利に騙された挙句、経営自体が破綻してしまうケースも…。中には、宅地建物取引業者の登録番号すら所有していない、詐欺業者もいるようですから、恐ろしいですね。

悪徳業者の手口にひっかからないようにするためには、以下の点に留意を。

  • 会社の基本的な情報をきちんと調べておく。特に「宅地建物取引業者の登録番号」は必ず確認を。
  • 首都圏の物件で、利回り20%超えはありえない。多くても510%程度と認識しておく。
  • 管理費や修繕費の有無/内容はしっかりと確認を。また家賃保証の額が大きすぎる場合は、必ず落とし穴があると心しておく。

「何だ、あまりにも基本的な内容ではないか」と思う人がいるかもしれませんが、「ろくに物件を確認しないまま、購入を押し付けられてしまう」というケースは、実際に多く発生しています。中には色仕掛けの詐欺まで存在しているため、あなたが犠牲にならないとは限りません。

物件購入には、将来を左右しかねない大金が発生します、信頼に足る相手なのかどうかは、しっかりと見極めを。その過程を省き、契約を急がせる業者は、すべて悪徳と考えて間違いないと思います。

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